という訳で、私のテレクラ初体験は本来の目的とは違い、単なる仮眠室としての利用でした。でも、あの独特の派手な看板の入り口(しかも結構人通りが多い場所にあったりする)に入っていくのは勇気がいります。しかし、店内に入ると意外に明るく(漫画喫茶やネットカフェと変わらない雰囲気)で店員さんも元気に迎えてくれます。深夜時のこういった対応はホッとしますね。アングラはイメージは一掃されました。
そして受付にて初めてだったので、お店のシステムなんかの説明を受けたのですが、どうやら深夜0時以降は部屋から電話を撤去してしまう(条例がどうのこうの~)との事でした。私の目的は仮眠だったので問題ありませんでしたが。
店内には受付カウンターの横に無料ドリンクバー、漫画・雑誌コーナー、あとはズラッと並んだ棚にAV、、、といったいかにもな品揃えです。通常は電話待ちの暇つぶしにこういったアイテムを借りて部屋に篭るスタイルらしいです。部屋はソファーベッドタイプ、リクライニングタイプなどが選べてテレビ・PCも備え付けてあり、仮眠以外でも十分快適に過ごせる空間になってます。初めてのテレクラ入店でしたが、時代遅れという勝手な思い込みをしていた私にとって、十分今のニーズに対応したサービスを提供してる事に安心してくつろぐ事ができました。
しかし、安心すると今度は本来のテレクラに興味が出てきて、後日会社帰りに通常の営業がされてる時間帯に行ってみました。時間的には19~20時くらい、ちょうど仕事帰りのOLなんかが暇つぶしに掛けてくるかな?みたいな安易な発想で入店、気合を入れて3時間コースを選びはりきって入室、、、ここまでは前回の経験があったのでスムーズに。
そしてソファーに座ってまずは一服、、、いきなり電話が鳴りました。あまりにも早いのでフロントからと思い“はいっ、もしもし、、、”しかし向こうからは“こんばんは~”という女性の声! あまりにも早い展開にビックリでしたが、とりあえず“こんばんは、はじめましてぇ”な感じのありきたりな挨拶をしてなんとか話を~ と思った矢先に“援助なんですけど”と意味不明の返事。
最初は理解できませんでしたが、これが現実です。テレクラに掛けてくる女性(ほぼ全員)は金銭目当ての援助交際希望しかいないという事実(笑) 気軽にセックスできる相手を~ なんて甘ったれた考えですね。一気に興味が失せました。
その後も結構なハイペースで電話は鳴りますが、内容はどれも同じ。
“もう次は無いな、、、”とテレクラに見切りをつけ、残りの時間はテレビをみながら横になってると。。。
(続く)